TAR/ターを観ました。
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こんにちは!
上毛印刷WEB制作担当のソーヤです。
今回は昨年度から映画好きの間で話題騒然のある作品がついに公開されたので、その作品についてご紹介します。
TAR/ター
まず僕の感想ですが、
このTAR/ターは、幾重にも現代的な要素が折り重なった傑作映画です!
ぜひ劇場で鑑賞してください!!
物語のあらすじです。
主人公ターは、EGOT(アカデミー賞・エミー賞・グラミー賞・トニー賞)という世界的に最も権威のある音楽賞を受賞していると同時に、女性初ベルリンフィルの主席指揮者です。
さらにターは、レズビアンであり、ベルリンフィルのコンサートマスターと同性婚をして女の子を養子に迎え入れています。
そんな完璧とも言えるターに、以前可愛がっていた弟子が自殺したとの連絡が届きます。
その連絡を機に、ターを取り巻く環境に変化が現れ始めます。
アカデミー賞主演女優賞ノミネート
実はこの作品で、ケイト・ブランシェットはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていました。
で実際に作品を見てみると、すごいすごい、カットを割らずに何分もの長回しショットを、これでもかと見せつけられて、
まさに圧倒されます。
ちなみに受賞はエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのミシェル・ヨーがしました。
過去の記事はこちら(ぶっ飛び映画!エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス体験!)
キャンセル・カルチャー
昨今、SNSの普及をはじめ様々なメディアの発達により、このキャンセル・カルチャーが本当によく目につくようになりました。
キャンセル・カルチャーとは、主に芸能人・著名人が過去に犯した過ちを掘り返され、それによって社会的に抹殺されるような風潮を指します。
このTAR/ターは、そのキャンセル・カルチャーを描いています。
難しいですよね・・・
人は一度でも間違えてしまってはダメなのだろうか。
やり直しはできるのだろうか。
もちろん被害者がいる場合、まず被害者のケアが第一なんですが・・・
まとめ
ぜひ観てくださいと前述しましたが、
正直かなり難解な映画です。
ですが、映画のルックのかっこよさと緊張感のある演出のおかげで全然ダレませんでしたね。
「おいおいどうなるんだよ・・・」、「え・・・今の何?」の連続で、
両手で口を押さえながら、「何これ面白い」と小声で呟いてました。
あとゲーム好きとしては、最後のあるシーンはどういう意味なんだろうとずっと考えてしまうものがありますね。
なんか地味そうだし、退屈な印象を受ける方も多いと思いますが、
後悔はしません!!
ぜひご鑑賞ください!!
あ!ちなみに劇場はTOHOシネマズ 池袋で鑑賞しました。
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