雑司が谷の初詣
- #池袋
皆さま
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2023年は、雑司が谷鬼子母神と大鳥神社にお参りしました。
鬼子母神
「鬼子母神堂は永禄4年(1561)に鬼子母神像が出現したことに始まる。天正6年(1578)、鬼子母神像が雑司ヶ谷の村人によって建てられた草堂に安置され、寛永2年(1625)には社殿の造営があり、正保3年(1646)には宮殿が寄進された。」(豊島区ホームページより)
永禄というと室町時代ですね。今の鬼子母神堂から少し離れた不忍通り近くに、お穴鬼子母神というお堂があるのですが、鬼子母神像はそこで出土したそうです。その後現在地に社殿が造営されお祀りされています。
鬼子母神様は、お釈迦様が説いた「法華経」というお経の中に登場する女神で、500人もの子どもがいたそうです。その子どもたちを育てるために人間の子をさらって食べていたのですが、人間たちがそれを恐れてお釈迦様に相談したところ、お釈迦様が鬼子母神の子どもを1人隠してしまいました。鬼子母神がその子を探しても探しても見つからないのでお釈迦様に助けを求めると、お釈迦様は「子をなくす親の悲しみがわかったか」と子どもを鬼子母神に返しました。鬼子母神は改心し、以後はすべての子どもを守ると誓いました。
ということで鬼子母神様は、安産の神様、子育ての神様と言われています。私も出産前は戌の日に鬼子母神様に腹帯をいただきにお参りしましたよ。
鬼子母神の新年は1軒だけ屋台が出ます。今年は行列も短くて、スムースにお参りできました。日本最古と言われる駄菓子屋さんも開いていました。
大鳥神社
大鳥神社は、雑司が谷、南池袋、東池袋一帯の氏神さまです。
「当神社はもと鷺明神と称し正徳二年(1712年)鬼子母神境内に創祀せられ、当時千登世橋に近く出雲藩下屋敷で藩主松平公の嫡男が疱瘡にかかった時、鷺明神に祈り治ったので厄病除けの神として尊崇されていたが、明治維新神仏分離に当り現地に移した」(東京神社庁ホームページより)
正徳といえば、元年に徳川9代将軍徳川家重が生まれており、新井白石が元号を決めたそうです。新井白石、教科書に出てきましたね! そのころの雑司が谷は江戸近郊の農業地域だったようです。
大鳥神社の新年は、茅の輪くぐりが出ます。八の字に輪をくぐるとご利益があるとのこと。おみくじは「末吉」でした。。。。。そうですか…、ほそぼそと頑張りましょう。
銀座和光
ちなみに、2日は銀座三越の初売りに行きました。
銀座和光のショーウィンドウはうさぎのオブジェでしたよ!?
皆さまも、充実した1年をお過ごしになられますよう、お祈り申し上げます!