上毛印刷株式会社

池袋にもインクルーシブ公園!

池袋にもインクルーシブ公園!

2023年09月20日
池袋ものがたり

    誰でも一緒に遊べる公園
    皆さんは「インクルーシブ公園」ってご存知ですか? 今、全国各地に建設され始めている公園です。「インクルーシブ(inclusive)」とは、「仲間はずれにしない」、「みんないっしょに」という意味。 つまり「インクルーシブ公園」は、「誰もが遊べて楽しめる公園」。障がいがあってもなくても楽しめるように配慮された公園です。

    たとえば、車椅子でも乗れるブランコ、幅が広くて親子で一緒にすべることができるすべり台など、体に障がいがないお子さんだけではなく障がいがあるお子さんも、一緒になって遊ぶことができるインクルーシブ遊具が設置されています。

    豊島区は、雑司が谷公園や駒込七丁目第2児童遊園など、さまざまな公園にインクルーシブ遊具を設置していますが、2020年12月、東池袋4丁目にできた「イケサンパーク」の中にも、「としまキッズパーク」というインクルーシブ公園を造りました。

    サンパークの地図

    イケサンパーク

    ここは長い間、造幣局とその社宅があった場所。サンシャインビルの隣でとても便利な場所です。造幣局が埼玉県に移転した後、大学や保健所、防災を兼ねた公園「イケサンパーク」が建設されました。

    真っ赤な公園
    「としまキッズパーク」はイケバス(池袋の街を周遊するバス)を監修した世界的な工業デザイナー水戸岡鋭治氏がデザインされ、イケバスと同じ赤色に統一された園内に、ミニハウスや展望ブリッジなどが設置され、中央にはミニSL(IKEDEN)が走っています。障がいにより体が不自由な子や体幹が弱い子や乳児なども楽しめるよう、車いすに乗ったまま遊べる砂場や、横転の心配のない安全なブランコなどを設置しています。(予約制です。予約はこちらから→https://coubic.com/toshima-kidspark

    キッズパーク

    「小さいうちからこういう子が地域にいることを知ってほしい」と、障がいのある子を持つ親御さんは言います。障がいを持つ子どもたちと持たない子どもたちが公園で遊んで自然な形でお互いの存在を知るというのは、とても良いコミュニケーションの入り方ではないでしょうか?

    インクルーシブ遊具

    インクルーシブ遊具を作っている会社さんには、全国からの問い合わせが殺到しているとのこと。豊島区に限らず「インクルーシブ公園」がどんどん増えていくといいですね。

    二代目カープ女子

    二代目カープ女子

    長年編集に携わってきました。紙、Web、媒体は何であれ、コンテンツをどのように料理するか考えるのが好きです。 カープ大好きおばさん。球場で応援するのが、最大のストレス解消方法!


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