池袋ものがたり:「昭和レトロビル」を発見しよう!(旧マルイ裏エリア)
2024年02月07日
池袋ものがたり
- #池袋
「昭和レトロビル」の特徴
自動ドアではなく「押しドア」であったり、そのハンドルが丸かったり、窓枠が角丸だったり、窓に格子があったりなど、1960年代〜1970年代のビルは結構「お洒落」です。ビル名のロゴデザイン、外壁のタイルなど、随所に人手のかかった職人仕事が施されていることが「温かみ」を生み出しています。
旧マルイ裏エリア
2021年に閉店してしまった西口五差路に面していた「マルイ池袋店」。その裏あたりには比較的小規模な商業ビルが建ち並んでいます。
8.マツモトビル(1982年竣工)
80年代の建築ですが、タイル貼り、両翼のガラスカーテンウォールなどに70年代のテイストを残しています。エントランスのタイル、ドアハンドルも凝っています。
9.Nビル(1978年竣工)
各階のベランダにカーテン鉢植えなど雰囲気があります。入り口のガラスブロック使いにも注目。
10.パークサイド・フキ(1977年竣工)
外壁の青いタイル、コーナー部分の曲線などのデザインが凝っています。最上部フロアの飛び出しにも注目。
11.池田ビル(1977年竣工)
ビル名の書体が時代を感じさせます。エントランスのタイル、地下への階段、上階のダラスカーテンウォールなど、随所にこだわりが見えます。
12.泰共フラットビル(1967年竣工)
古い映画に出てきそうな廃墟感。中にはモザイクタイルがあります。
他にも昭和レトロビルがいくつかありました。
丸栄ビル・測量地質健保会館・イソノビル
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