はじめに
- #internet
私がWEBに関わるようになったのは、インターネットが普及し始めた1995年頃。「ホームページの企画を立て、取材をし、原稿を作り、HTMLを書き、サーバーにアップする」というお仕事にかれこれ四半世紀以上も携わっています。(年齢が行ってることがバレちゃう(汗))。
当時はダイヤルアップでの接続が主流でしたし、ブラウザも「Mosaic(モザイク)」や「Netscape Navigator」ぐらいしかありませんでした。
技術はどんどん進化していき、さまざまなサービスが生まれたり消えたりして、現在は、インターネットは「当然のインフラ」になっていますね。
今ではどこの会社さんにも「WEB担当」の方がいらっしゃると思います。
このブログではWEB制作を行う者として、新しくWEB担当になられた方に、「これだけは知っておいてくださるとありがたい」と感じることをお話したいと思います。(ときどき昔話になるかも、です)
ざっくばらんにホームページにまつわるいろんなお話ができればと思います。
よろしくお願いします!
□会社や団体のホームページで「信頼」を測られる
かなり前のことですが、弊社の社員が家を建てようと決心しました。当時、弊社はホームページは作っていませんでした。すると、銀行の方から「ホームページがない会社みたいだけど、大丈夫なのか?」と言われてしまったのです。まだ、ホームページを持つことが主流ではなかった時代に、です。
新しくお付き合いをする会社さんができたとき、「どんな会社かな?」と、まず「ググって」みる方は多いと思います。そして、ホームページを見て、そのページの作り方や内容をチェックしますよね。中には「ずい分ほったらかされているみたいなページだな」「まだスマホに対応していないのか」「SSL(暗号化通信)ではないなんてヤバくない?」という感想を持つケースもあります。ホームページで「信頼」の度合いが決まるのですね。
ホームページは今や「会社として必須のツール」となっています。きちんと開設し、きちんと管理・更新していくことがとても大事です。まずは、そのことを会社の上層部の方が理解して、「必要な人材と予算」を確保することが大切です。
□全体像がわかれば、ひとつひとつの変化に対応できる
とはいっても、担当者となって「どう考えていけばいいのかな?」「引き継いだことをやるのが精一杯」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「画像を差し替える」「文章を変更する」といった小さな修正も、「ホームページを引っ越しする」「その際にCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入して、自社で更新できるようにする」という大掛かりな修正も、インターネットやWEBサービスの全体像を知っておけば、納得して業務に取り組むことができると思います。
このブログでは、インターネットやホームページのことをわかりやすく解説して、行っている作業、依頼している作業がどういう意味を持つのかをわかっていただけるようにしたいと思います。