上毛印刷株式会社

第12回 グーグルアナリティクスを利用しよう

第12回 グーグルアナリティクスを利用しよう

2023年02月08日
新しくWEB担当になられた方に
  • #internet

ホームページの現状を把握する
ホームページは開設したら終わりではありません。ページを更新していって、たくさんの方に見ていただくことが重要です。そのとき、どのくらいの人に見ていただけているのかを調べて、今後のページづくりの指針にします。そこで必要なのが「Google Analytics(グーグル アナリティクス)」です。

グーグル アナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。サイトに訪れたユーザー像を可視化し、ユーザー行動を把握するためのツールです。

どんなデータを把握する?
まずは、「訪問者数」「どこから訪問されたか」「閲覧されているページ」「ページに滞在した時間」「どんなデバイスやブラウザでアクセスしているか」など基本的なことを把握しましょう。

グーグルアナリティクスのグラフ

たとえば「訪問元」を調べると、どこかのホームページからのリンクをたどったのか、検索エンジンで検索にヒットしたからか(どんな言葉で検索されたかもわかります)、直接URLを記入したのか、あるいはブックマークに保存されていたのか、などがわかります。

ページ滞在時間もわかるので、「ページを開いたらすぐに離脱している」とか「どこをクリックしたのか」などを調べて、ページ構成をもっと効果のあるものに変えることができます。

グーグル アナリティクスを利用するには
こうした「情報」を入手するには、ページの中にどのサイトの情報を集めるかの「トラッキングコード」を入れなくてはいけません。表からは見えませんが、HTMLソースの中に「トラッキングコード」を記入しておくと、グーグル アナリティクスが集計してくれるのです。

まずは、Googleアカウントを取得し、そこでホームページのURLを指定してトラッキングコードを発行します。そのトラッキングコードをHTMLに埋め込めば、自動的にさまざまな情報を得ることができるようになります。管理画面に行けば、訪問者数をグラフで表示してくれるので、1日の訪問者数の動き、1か月の動きなどがひと目でわかります。

このとき大事なのは、<title>タグをきちんと書くこと。ブラウザのタブ部分に表示される文字列ですが、ここをわかりやすく記述しておくと、ひと目で訪問ページがわかるようになります(つまり、全部のページを同じ<title>にしてしまうと、URLを見てどのページなのかを調べる必要がでてくる)。管理画面で集計しやすいようにホームページを作る段階で設計しておきましょう。

定期的にグーグルアナリティクスのレポートを作ることをおすすめします。グーグルアナリティクスの見方を覚えれば、自社でレポートすることもできますし、それが大変そうでしたら、弊社ではレポートをまとめてお渡ししております。

また、グーグルアナリティクスがバージョンアップすることもありますので、そのときに対応することもお忘れなく。

ちなみに旧バージョンのグーグルアナリティクスは2023年7月1日にデータの処理が停止されます。2023年3 月以降もウェブサイトの測定を継続するには、新しい Google アナリティクス 4(GA4)プロパティを作成する必要があります。

二代目カープ女子

二代目カープ女子

長年編集に携わってきました。紙、Web、媒体は何であれ、コンテンツをどのように料理するか考えるのが好きです。 カープ大好きおばさん。球場で応援するのが、最大のストレス解消方法!

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