上毛印刷株式会社

第3回 スマホで見ると読みにくくなっていませんか?

第3回 スマホで見ると読みにくくなっていませんか?

2022年08月03日
新しくWEB担当になられた方に
  • #internet
  • #HTML

ブラウザーによって異なる表示
パソコンやスマホでホームページを見ることができるのは、「ブラウザー」という「ホームページを見るためのソフトウェア」があるからです。HTMLの構文を解析して、文字や文章をきれいに表示してくれます。

今、皆さんはどんなブラウザーをご利用でしょうか? 「Internet Explorer」のサポートが終了して、「Microsoft Edge」を使うよう推奨されるようになったのが、先々月(2022年6月)。「Internet Explorer」を開くと「Microsoft Edge」が立ち上がるようになってビックリされた方も多いと思います。それほど「Internet Explorer」は普及してましたから。

それでも「Internet Explorer」は後発ブラウザーだったんです。インターネットが普及し始めた当初は、「Mosaic(モザイク)」とか「Netscape Navigato(ネットスケープ・ナビゲーター)」が主流でした。

その後、いろいろなブラウザーが登場し、ホームページの見え方は、パソコンのOSの進化やブラウザーの変化によって変わってきました。

制作サイドにとっては「どのブラウザーで見ることができるようにするか」というのはなかなかの悩みどころです。ブラウザーによって、HTMLの理解の方法が異なるからです。あるブラウザーでは縦書き表示ができても、別のブラウザーではできない、などという現象は今でもあります。なので、すべてのブラウザーで同じ表示にするというのは手間のかかる作業となります。それで、サイトの「動作環境」の中で「推奨ブラウザー」の表記をして、それらのブラウザーでの表示確認のみ行うという方法を取ることもあります。

制作サイドでは、新しいデバイス(ガラケー、スマートフォン、タブレットなど)、新しいOS、新しいブラウザーが出る度に、今まで作ったホームページがどのような表示のされ方に変わるのか、チェックして修正していきます。HTMLのバージョンも変化していて、古いタグがうまく表示されなくなることもあるからです。

「レスポンシブデザイン」の時代に
以前は、PCでの表示を優先していましたが、スマートフォンが普及してPCを持たない人も増えている現在では、1つのソースで、PCでもスマホでもきれいに見えるように作るのが主流となっています。それを「レスポンシブデザイン」と言います。HTMLの始めの記述で、「PCで見ている人にはこのCSS(デザインを定義するもの)を使って、スマホで見ている人はこっちのCSSを使うようにする」と規定をして、見ているデバイスによって表示の仕方を変えています。

ところが、それができるようになったのは、スマホが普及し始めてからなので、それ以前に作られたホームページは、PCのみでの表示方法しか規定していないものもあります。もし、ホームページにアクセスして、文字がとても小さくて読みにくかったり、左側にメニューが常時表示されていたりするページを見つけたら、それはレスポンシブではない(スマホ対応していない)ページだと思ってください。そのページを作った頃は、この後スマホというデバイスが登場することは予想していなかったからです。

ホームページは常にメンテナンスを
このように、次にどんなデバイスが登場するのか、どんなOSが出てくるのか、ブラウザーソフトはどう進化するのかは、誰にもわからないことですので、ホームページは、進化の度に対応していくことになります。なので、「作ったら終わり」ではなくて、「常に更新していくこと」「例えば新しいデバイスに対応するには、大幅な変更が必要となること」を予定に入れておいていただくのがいいと思います。

二代目カープ女子

長年編集に携わってきました。紙、Web、媒体は何であれ、コンテンツをどのように料理するか考えるのが好きです。 カープ大好きおばさん。球場で応援するのが、最大のストレス解消方法!

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